FC2ブログ

■『テイクオーバーゾーン』山嵜晋平監督ゲスト出演採録 



テイクオーバーゾーン
すでにオンエア済みですが、「ビンさんの銀幕音楽堂」6月27日放送分にて、現在公開中である『テイクオーバーゾーン』の監督、山嵜晋平氏をお招きして、映画のことについてあれこれ語っていただきました!

6月にイオンシネマ西大和、イオンシネマ高の原、ユナイテッドシネマ橿原と、奈良近辺の映画館にて上映され、いよいよ7月31日からは、東京はキネカ大森にて公開決定! ということで、今後もっともっと多くの方が鑑賞できる機会が増えていくことを思うと、一ファンとしてもとても嬉しいことです。

『テイクオーバーソーン』公式サイト

ただ、ひとつ不満(と言っていいのかな)なのは、本作にはいわゆる劇場パンフレットというものが製作されていないこと。

映画を観ても、この主演の吉名莉瑠ちゃんって、どんな経歴の女優さんなんだろう?
共演の糸瀬七菜ちゃんについても、どんな経歴なんだろう?
川瀬陽太さんって俳優さん、内田慈さんって女優さん、よく映画やTVで顔を見るけど、どういう俳優なんだろう?

そもそも、この映画を監督した人って、どういう方なんだろう?

いろいろと疑問というか、興味を持った方も多いと思います。
僕もそうでした(笑)

今後、作品が全国規模で公開(東京のみならず、大阪でも上映してほしいですね)をきっかけに、ひょっとしたらパンフレットみたいなのも製作されるかもしれない。
でも、それまではなにかしら資料的なものがあるといいのにな・・・。

とお思いの方に、僭越ながら当番組での監督のトークをここに採録させていただきました。
これを読んでいただいて、作品をご覧いただけるとより物語に対して興味をもっていただけるんじゃないか、と思います。

いかんせん、プロでもないド素人の僕がインタビューしてますので、もっと多くのものをお伺いできたんじゃないかと、反省することは多々ありますが、少しでも作品の鑑賞のお役に立てたら、と思います。

あ、それとちょいちょい注釈入れてますけど、これも読んでもらって楽しんでいただればなぁ、と思いまして。

なお、ネタバレはしていないつもりですが、これから本作を観ようという方で、まったく白紙の状態で観たい、という方は、映画鑑賞後にお読みいただくことをお勧めいたします。

では、ちょいと長いですが、どうぞ!!


【2020年6月21日収録 於:FMハイホー事務所録音室にて】

米田
「さて、今夜の「銀幕音楽堂」でございますけれども、今日はですねぇ、なんと久しぶりに番組にゲストの方、来られてます!
近所のおねえちゃんとかおっちゃんとかじゃございませんですよ。
先週、先々週とうちの番組で大プッシュさせていただいておりました、今公開中でございます『テイクオーバーゾーン』の監督、山嵜晋平監督にお越しいただきました!
イェ~~~イ!!(拍手)」

山嵜監督
「あ、よろしくお願いします。山嵜です」

米田
「めっちゃ男前の監督さんで~~す。イェ~~~イ」

山嵜監督
「(笑)」

米田
「あの~~~こんなむさくるしい所にですね、来ていただきましてほんとにありがとうございます。もう、五十過ぎのおっちゃん一人しかいないような所でね。ほんとにありがとうございます。
あの、僕先週20分喋らせてもらったんですけれども、ほんとに大感動巨編の作品でございまして。
で、あの、その監督ってどんな方なんだろうって思ってる方も多いんじゃないかなと思うんですけれども。
先週もねちょこっと喋らせてもらったんですが、山嵜晋平監督って前にね『ヴァンパイア・ナイト』(17)っていうホラー映画撮られてまして。
それが心斎橋のシネマート心斎橋さんで上映された時にですね、奈良市出身の監督っていう情報と、それから主演の柳ゆり菜ちゃんが来られるよ、ってことで、これむちゃくちゃ楽しみにしてたんですけれども、野暮用でまったく行けなくってすごく悔しがってたんですよね。
(注:シネマート心斎橋へ何かの映画を観に行った際、舞台挨拶告知を見て、生・柳ゆり菜ちゃんが拝める! とマジで楽しみにしていたのだった)
その後『FIND』(19)っていうね、あれもアイドル系のヒロインたちが出て、おっそろしいなんか正体不明の人物にえらいことされるって映画撮られてまして。
(注:ラストにちょっとしたツイストのあるスリラー映画。とにかく綺麗なおねえさんがいっぱい登場する)
そんなホラー映画を撮られた後にですね、どんな映画を撮られるんだろう、と、非常に楽しみにはしておりましたが。
そして今回公開された映画でございます『テイクオーバーゾーン』。
あのホラー映画かなと思ったら、全然違います! もうまったく違います!
監督、あの」

山嵜監督
「はい」

米田
「今回ですから、長編三作目になるわけですよね」

山嵜監督
「はい、そうです」

米田
「で、ここであの、非常に方向転換じゃないんですけれども、そもそも今回のこの映画を撮られるきっかけていうか、そういうものはなんだったんでしょうか」

山嵜監督
「いやまぁ、単純にそのBSジャパンの時代劇撮ってる頃からのプロデューサーの方が、こういう映画をやりたいけどどうや、というふうに話をもらったので、まぁはい、やりました(笑)」

米田
「そうなんですね。あの、ホラーが好きだからホラー一本で行く、ってそういうわけじゃなかった」

山嵜監督
「いやいや、全然。それ、けどどの監督もそうだと思いますけど、別にそんなに自分の色がってことないと思いますけどね」

米田
「なるほどね。なんといいますかね、そういうテーマが来れば、その作品を撮っていくよ、と」

山嵜監督
「もちろん、ええ」

米田
「あの、経歴を拝見しますと、錚々たる監督さんの下で修行されてきたような、ことで」

山嵜監督
「ええ、まぁ」

米田
「僕も番組でもよく取り上げさせてもらってる三池崇史監督であったり、瀬々敬久監督なんか僕は大好きな監督さんで」

山嵜監督
「ああ、そうなんですか」

米田
「経歴拝見させてもらいますと『菊とギロチン』(18)の助監督されてた」
(注:かつてのピンク四天王の一人である瀬々監督渾身の一作。大正時代を舞台に巡業中の女相撲の一団とアナーキストの交流を描く3時間超えの大作。瀬々監督作品、ほんとに好きで昨年の『楽園』にも痺れた。最新作『糸』がコロナの件で公開延期になっていたが、この度8月21日に公開が決まった)

山嵜監督
「あ、そうですね、はい」

米田
「あの映画もすンごい映画でございましてね、番組では残念ながら取り上げられなかったんですけれども」

山嵜監督
「そうなんですか」

米田
「田んぼで爆破シーンなんて、どうやって撮ってたんかな、とね、そんなことを(笑)思ったりなんかも」
(注:公式サイトで予告編を観ることができるが、その爆破シーンもちょこっとだけ入っている)

山嵜監督
「合成です(笑)」

米田
「あ、そうなんですかあれ!(笑)
で、今回こういう映画を撮られたんですけれども。
もうストーリー的なものは、先週非常に細かくお話はさせてもらったんですけれども。
ヒロインの沙里ちゃんね、中学生の女の子、陸上部の女の子なんだけれども、自分の足の速いのに鼻にかけて、非常にあの~~~なんというか蓮っ葉な女の子なんですよ」

山嵜監督
「(笑)」

米田
「僕、先週言ってたんですけど、すんごい抵抗あってね最初観た時にね」

山嵜監督
「あ、そうですか」

米田
「こんな子ぉ、ヒロイン? って思って観てたんですけれど」

山嵜監督
「(笑)」

米田
「ただ、彼女には非常に複雑な家庭環境っていうのがね、ありましてね」

山嵜監督
「そうですねぇ」

米田
「そのあたりあの、この演じた吉名莉瑠ちゃんですかね、脚本をもらって最初読んで、撮影に臨むというところで、なんていうんですかね、自分とそのかけ離れてるとか、いや、ここは共感するとかって、そんなこととかってあったんですかね」
(注:吉名莉瑠ちゃんは本作が出品された第32回東京国際映画祭にて、東京ジェムストーン賞を受賞した将来超有望な女優さんである)

山嵜監督
「僕自身がですか?」

米田
「監督もそうですし、彼女も」

20200627銀幕音楽堂2
山嵜監督
「もちろん、ありましたね。
僕で言えばもちろんその、別にまぁね全然違いますし、そうですね難しかったですよね、だからすごく。
実際の事象を描くってことっていうのはすごく難しいな、怖いなっていうのはすごい、まぁもらった時の感触は一番最初はそれがあって。
あとそこに岩島さんって脚本家の方の想いもあって。
(注:脚本を書かれた岩島朋未さんは、本作で第2回ジュブナイル脚本大賞を受賞された。だから、本作はなにかとすごいのである)
だからその、まず岩島さんの想いからまず出来上がった作品で。
そこに対して、岩島さん女性ですし、けっこう彼女のどちらかというと全部ではないですけど、ある種の感情的なことは実体験的なことから入口入ってらっしゃったホンなんで。
その難しいなっていうところから、まぁ、結局そこから僕は奈良で撮ってるんですけど。
それだけでいうと僕は、すごい難しかったですね。
で、彼女(吉名莉瑠)自身で言うと、糸瀬と逆なんですよ。
(注:ヒロイン沙里がやたらと突っかかる、中間管理職的な立場の陸上部の部長、雪菜を演じる糸瀬七菜ちゃん。吉名瑠莉ちゃんに負けず劣らずの名演を見せる。公開延期になっている『小説の神様』にも出演しているとのこと)
ほんまの性格はこの子の方が、あかんたれっていうか、そのあの優しい子なんですよ。ほんまはこんなに気ぃ強くないんですよ」

米田
「あの、もともとのお話は」

山嵜監督
「ご本人は」

米田
「えっ! ご本人は!」

山嵜監督
「ご本人のパーソナリティは全然こんな子じゃないんです」

米田
「はいはいはい」

山嵜監督
「全然幸せな家庭で育ってる、すごい優しい子なんですよ。ちょっと内気な。で、糸瀬の方が気ぃ強いんですよ、雪菜の方が」

米田
「実際は」

山嵜監督
「だから実際やる時は、こっち頑張れって、糸瀬にやり過ぎやから、糸瀬の方が芝居でやったらリアクションが起こってしまう、でこっちがちょっときゅって引いちゃってみたいなことがすごいよくあって」

米田
「ああ、なるほど」

山嵜監督
「だから実際この子はすごい難しかったと思いますけど。
逆にだから自分が知らないっていうか。だから川瀬さんとケンカする時とか、ほんまに怖がってて」

米田
「ハハハなるほど(笑)」

山嵜監督
「あんなに大人に怒られたっていうか、多分初めてちゃうかってくらいなんで。
だからそこらへんのね、ちょっと不安とかも上手くこう堪えた分が上手く形としては違うように出てたりもしたんで、それはすごく良かったなってところもありますし」

米田
「お父さん役の川瀬陽太さんも、独特な雰囲気ある方ですもんね」
(注:沙里の父親を演じる名バイプレーヤー川瀬陽太さん。ミニ・シアターファンなら片桐はいり主演の『もぎりさん』のキネカ大森支配人役で有名か。このお父ちゃんがまたいい味を出している。劇中で着用している「365連休」のTシャツ、どこで売ってるんだろうか、欲しい! あ、キネカ大森で本作が上映されるんだよね、凄いよね!)

山嵜監督
「川瀬さんはねぇ、上手ですからね」

米田
「僕も映画でよく拝見させてもらってますけど。
あの方とやり合うっていうから、やっぱりすごい芯(の強い子)っていうか、僕は逆のイメージだったんですけれど、そのままなんかな、って。
非常に自然だなって思ったんですけど、そう思うとやっぱり、監督の演出も素晴らしかったんでしょうけど彼女も上手かったのかなぁって思いましたねぇ」

山嵜監督
「まぁ、そうですねぇ。
まぁ、あとだから色んなところであれなんですけど、ま、初めて彼女が作品を一本通してやるって、そのドキュメンタリーというと極端ですけど、彼女、間違いなくこの中で上手くなって変っていって、すごくその感触が多分作品とリンクしてて旨くいってて。なんかそれは日に日に思ってて。
それをどう誘うか、ってのがまぁ、今回で言うとこの演出っていうことに言い方をすればそうなんでしょうけど。それがなんかこう上手くいったのかしら、っていう感じですけど」

米田
「なるほどね。そのあたりは、上手いなぁ、って素直に思いましたけど」

山嵜監督
「ああ、よかったです、ありがとうございます」

米田
「で、僕もちょっと番組で言ってたんですけれども。
あのえっと、弟くんが出てくるじゃないですか。で、あの弟くんとね親の都合で別れ別れになって、で数年後に出会って、で弟くんがお姉ちゃんにね敬語使うんですよね」
(注:沙里の弟斗真を演じる男の子、2回映画を見たのだがエンドクレジットをメモる速記術もなく、書き留められなかった。この子がまた朴訥な味のある演技を見せてくれるのだ)

山嵜監督
「あ、そうですよね」

米田
「あそこで僕は最初に、が~~~っと泣いたんです」
(注:いやほんまに、マジで。実際僕にも弟がいるので、なんというかシンパシーを感じたのであります。沙里が斗真に「業務スーパー」でコリスのフエラムネを買ってあげるんだよ。このいじらしさが、また泣かせるのよ。ああ、またウルウルしてきたわ)

山嵜監督
「(笑)」

米田
「あの、その距離感っていうかなぁ、あの弟くんの演技もすごく上手くって、あの見事だなと思ったんですけど」

山嵜監督
「ほぉ~~~」

米田
「やっぱそこは、敬語使うよね、ってあのね、凄いリアルだなって思ったんですけど。あれはもともと脚本にあったんですか」

山嵜監督
「そうですね」

米田
「でその後ねぇ、あれはちょっと言っていいのかな?
あの柱にねあの背丈を書くところがあって・・・僕はまた泣き声になってるんですけど、あそこもぐっと来たんですよ」
(注:監督を前にして、また思わずこみあげてしまったのだった)

山嵜監督
「ほぉ~~~」

米田
「であのその姉弟のね。そこはテーマから離れるんじゃないかと思うんですけど、あの映画のなかで、内田慈さんもすごい強烈なお母さんが出てくるんですけど、お母さんが不在な家庭みたいにイメージがあって」
(注:とにかく強烈な沙里の元母親を演じるのが、内田慈さん。白石和彌監督デビュー作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(09)の主演女優である。本作での渾身の演技、必見!)

山嵜監督
「おっしゃってましたね(前回の放送で)」

米田
「で、沙里は弟の母親みたいな存在であろうとしたのかな、っていうところが見えてきて、それを14歳の女の子が母親であろうとするってところで、またそれでグっと来たんですけど、そのあたりなんてのは」

山嵜監督
「おっしゃる通りだと思います。
やっぱりその、自分が欲してたことを与えてあげたいっていうようなことは、なんかその台本にもありましたし、ちょっとそれはもちろん意識して撮ってましたね。
彼女と彼まぁ弟自体、斗真自体もね、家族上手くいっていないといえばいっていないですし、まぁ母親は一生懸命愛そうとしてますけど。
けど、そのなんていうんですかね、難しいのは母親も父親も別に悪くないんですよね。
みんな一生懸命生きてたいしみんな幸せになりたい。それのやり方がわからないっていうか。
母親に関していえば、それだって単純に幸せになりたいから再婚するわけで、子供のこと弟のことを思えば再婚するし、一応彼女も彼女なりにねぇ、なんか頑張ろうとはしてるけど上手くいかへんし。
そのまぁ、人間てまぁ上手くいかないもんっていうか、なんかねぇ、難しいなっていうところがいっぱいあって。
その弟とだから、ちょっとだから全体の構図というか関係性の構図でいうと子供はちょっとだけ僕ファンタジーというか。
あの、なんか子供ってちょっと理屈が上手く通ってなくてもなんか理解しあえると思うし、すごいそこは理屈が通ってない優しさも怒りも憎しみもあって。
なんかちょっと台本でも映画の中でも多分唐突なところがあるんですけど、なんかそれに関しては自分の中ではすごいそういうもんだよな、というのがあって。
だからその彼女が、斗真の母親になろうっていうのは、なんかそうやって感じてくださって、観てくださってたのはすごい良かったなって思うんですけど。
多分、そう見えない方もいっぱいおられると思うんですよ。
だからその、あのね山の上でのところなんてすごい、それは自分は絵として象徴的に撮ってるんですけど、だからあのぼけた光の玉の中に、幸せな家庭がいっぱいあるけど手前の二人には玉がないんですよね」

米田
「なるほど!」

山嵜監督
「だから、わざわざああやって象徴的に、あそこだけ撮り方変えてるんですけど。あんまりああいう感じで作ってなかったんでずっと。
そこで、あの子がおんぶしたりするけど、なんかこう肌と肌で生きていこうっていう感じが出たらいいな、って思ってたから、そうやって言ってくださると良かったなって思います」

米田
「そうですか。やっぱりね親は親でプライドがあって、生きていく時のねそういうのもあるんだろうな。
で、まぁそこのなんていうのかな噛み合いが上手くいかないっていうのは、やっぱりそこはリアルだなぁって思いましたねぇ。
当初やっぱりジュブナイル物っていうことで、なんかファンタジーっていうか、熱血物みたいなね、そんなイメージで観に行ったんですけど」

山嵜監督
「あああ、なるほど」

米田
「最初からアッパーカット喰らったような」

山嵜監督
「(笑)」

米田
「すごいヘヴィでビターな映画やなぁっていうのがあって。ただ、最後にはやっぱり救いがあって」

山嵜監督
「はぁ~~~」

米田
「そういうところも全部総合して、やっぱすごい映画だなって思いました」

山嵜監督
「あ、良かったです。ありがとうございます」

米田
「今年もほとんどダントツかなと、いまの時点でね」

山嵜監督
「ダメですダメです。7月やからそんな(笑)」

米田
「掛け値なしに(笑) ほんとにねぇ思ってますけど」

山嵜監督
「ありがとうございます」

米田
「それを超える作品が今後出てくるかな、ということもあるんですけどね(笑)」

山嵜監督
「(笑)」

米田
「とにかくハードルが高い所をすごくクリアされてた映画だな、って思いましたね」

山嵜監督
「子供たちががんばってたんでしょうね」

米田
「子供たちもすごかったですもんね。
あの、相手役の男の子も、あのすごい細かいところですけど、川瀬さんと(沙里が)やりあった後の食器片づけるんですよ。散らかってるのね。男ってそうやなぁ・・・って」
(注:実際に散らかっていたのは新聞や沙里のトロフィーなど。2回目観に行って記憶違いに気づいた。沙里の相手役光星を演じるのが森山瑛くん。日テレの『3年A組~』にも出演していた。とにかくこの子を含め、本作の男どもはどこか情けないのである。いろいろあって沙里のご機嫌を取るのにタコ焼き買ってきたりするところが・・・(笑))

山嵜監督
「そうですね(笑)」

米田
「ああいうところも上手いよなぁ、って思って観てたんですけど(笑)
で、やっぱり川瀬さんにしろ内田さんにしろ、その脇がまた上手い方がぐっと締めて」

山嵜監督
「そうですね。あれはほんと助かりましたね」

米田
「映画としてもね、すごくこう締まってたかなって思います」

山嵜監督
「ほんとに助かりましたね」

米田
「そういった大人の人のね、演技なんかもぜひ観ていただきたい」

山嵜監督
「大人の人、だから大人の人もね、だからえっと、僕なんかでも喋ってたんですけど、『ラブレス』って映画があって。
で、ちょっとインする前くらいに公開してたんですかね。ロシアかどっかの家庭の話。
(注:2017年ロシア映画。第70回カンヌ映画祭で審査員賞を受賞。両親が今まさに離婚するという状況におかれた少年がある日突然失踪する。捜索が続けられたその果てには・・・。強烈な余韻を残す力作である)
あれ観た時にまあなんか、その前からなんかちょっともやっとしてたんですけど、結局あれも大人たちは大人たちのもちろん、なんていうんですかね、長く生きてたら都合もあるし理由もあるし、そらいろんなことがついてるから、それってなんか嘘じゃないし、悪いことをしてる気もないけど、誰かにとっては悪かったりして。
それが一番まっすぐぶつかるのが子供っていうか、そのなんかの利害をとれば、子供にガン! ときたりして、なんかそれがすごいうまくあって、その大人の人たちがその、なんか面白かったんですよね。
で、それを内田さんとか川瀬さんと、衣装合わせ前とかちょっと話で寄る機会があって、まぁ二人とも昔から助監督してる時から何本か仕事してるんで、存じ上げてたんで、まぁ相談して話しようといった時に、その話をしてて。
ま、だから内田さんも何かに書いてましたけど、そんなにだから悪い人を演じようっていうことではなくって。
不器用な大人、なんか僕今四十ですけど、子供から見た時の四十ってもっと大人やと思ってたんですけど、やってみるとなんか普通っていうか(笑)、なんかあれなんですよね大人ってこんなもんなんやっていう」

米田
「僕なんて五十ですけど、思いますね」

山嵜監督
「なんやこんなもんなんや、って思って。
で、そこにいろんな社会的なもんがついてきて、その上でなにかを選択したら、誰かにとっては良かったり誰かにとっては良くなかったりするというか、ま、なんかその一個体がどうっていうことではなくって、それに付随するものがなんかこうっていうような、感触で作れたらなぁっていう話はしてて。
内田さんも、ああなるほど、と言いながら、ちょっとなんか微妙っすね、って感じでやってましたけど。まぁ、上手なんで巧いことやってはりましたけど」

米田
「「私もお母さん辞めないから」、ってね、雪菜に言うシーンがあったりして。
ああ、これは女のプライドやなぁって」
(注:正しくは「わたしは雪菜ちゃんのお母さんだから」。これも2度目観に行って確認した。彼女と雪菜との静かな女の闘いも見ものである。その前のドミグラスソースのシーンとかね)

山嵜監督
「(笑)」

米田
「でも、そうなるよなぁ、って思ったりしたんですけどもね。
そういった大人のドラマと、で子供たちのドラマが巧くねぇ、なんというか溶け合ってて、すごくいい映画に仕上がってたなって思います。
で、あの、奈良でね、監督、奈良出身ということで、奈良で撮られたっていうことですけれども、あの初めてですよね?」

山嵜監督
「そうですね、はい」

米田
「いままでの撮影と、やっぱり地元で撮るっていうのとは、どうでしょうやっぱり雰囲気というか、気持ち的に違うものなんでしょうかねぇ?」

山嵜監督
「違いますねぇ。どう違うって言ったらいいんですかね。
やりやすい、というか、考えやすいのは考えやすいですよ。
まぁ、そうしたくて奈良に持ってきたっていうのがあるんで。
最初当初は岩島さんが、だから埼玉と東京の県境らへんの方やから、その辺の話で書かれてるんですよ。
けど、さっき言うてたように僕その台本もらった時に、難しいなと思って。
今まで完全なフィクションを作ってたんですよ、時代劇もそうですしホラーも。
で、自分とお客さんの距離っていうのが遠いじゃないですか。
まぁ、やってることはなるべくその、人間の普遍的な問題とかあればおもろいなとか、色んな事は詰め込もうとはしたりするんですけど、ある程度ヴァンパイアとかってなった時点で遠くなって。
今回なんて真っ直ぐにその、そこに生きてる人間のことを描いてて、それをこう間違いたくないって言うとよくないですけど、ちゃんとやりたいなと思った時に、ちょっとだから不安があったんですよ」

米田
「ええ」

山嵜監督
「これを観た時に、嫌な気持ちになる人がいたら嫌やなぁ、とか、もちろん、なる人もおられるかと思いますけど、描き方によっては今回のでも。
けど、そう思った時に奈良でやるっていうことが、その僕二十年近く奈良にいて、その一番こう見てきたのが奈良なんで、間違わずにこう選択できるっていうその、確信というか安心というか、そういうのが欲しくて奈良に。
まぁ監督としてどうやねん? って言われるとあれかもしんないですけど、奈良で撮ろうと思って。
だからその、わかりにくいかもわかんないですけど、家ひとつにするにも、もちろんどこでもいい家から一戸選んでいくわけで、服にしても、どこでもいいわけなんですよ初めは。
けど、あそこの家を選ぶっていうのは、なんか僕にとってのリアリティがそこにあって、で、それに付随する昔の思い出とかがあって、それを選ぶ時に奈良で撮ったらそこに住んでる人のあそこに住んでる人の実際住んでた人のことも知ってるわけですし」

米田
「あ、なるほどね」

山嵜監督
「そんでその人たちがどういう仕事をして、どういう車に乗って、どういうところで買い物して何喰って、どんな話してんのかまで僕は想像ついてるんですよ。
だから川瀬さんとかを作る時のその人物像みたいなっていうのは、確たるものが悩まずに作れるっていうか。
なんかそういうのが、一番最初入口として僕の奈良に持ってきた理由なんですよ。
だからそのうえで、その奈良で撮ったのはどう? っていうと、まぁ選択する時に安心してやれるっていうところが大きかったですかね」

米田
「なるほど。なんていうんですかね、あの、空気感っていうか、まぁもちろん音とか匂いとかもあるんでしょうけれども、まったくね、一から作り上げるんじゃなくって、もともとあるところからそこに入り込んでいくっていうところで、それで作りやすいっていうところもあったんでしょうかねぇ」

山嵜監督
「まぁ、なんかそのようなあれが、だからそうっすねぇ。
だからなんかこう、なるべくそのこの話ってフラットに撮りたかったんですよね。なるべく。
どっかの地域の話じゃなくって、日本中、世界中どこにでもある話で。
で、この本をもらった時にいろんな人と話をしてて、まぁ離婚率とか3割4割。アメリカ人と喋ってたんですけどちょうどその時、テキサスの人、6割離婚してるって言ってて。
まぁ確かに僕の周りの友達でもやっぱ高いし、みんな子供も当たり前にいるし。なんか、普通の話なんですよ。
で、なるべくフラットに間違わずに撮るにはどうしようって思った時に、まぁ自分の地元に立ち返って撮ろうっていうところが、大きかったんですよね。
だから別に奈良の良さを切りに来たわけじゃなくて、僕にとっての一番普遍的なものを切る時に一番こうなんかフラットな場所っていうか。
あと、けど、奈良って面白いのが、寺とかも残ってるから伏見中学校のこれ(チラシの写真を指して)もそうなんですけど、ヌケにこんな瓦の寺があるんですよ」
テイクオーバーゾーン裏

米田
「なるほど、はいはい近くにね」

山嵜監督
「あんまりないんですよね、だから昔の家と新しい家が共存してるっちゅうか、ごちゃっとしてるというか、言い方をすればあれですけど、それって結局「今」じゃないですか。
新興住宅地で撮ったら「今」だけで、昔の所で撮ったら「昔」なだけで。
なんかいろんなものが共存してて、なんかそのフラットという意味で言うとすごく適した街だなぁ、と思ってて。
だから僕が奈良出身やから大仏に興味別に無いし。大仏をわざわざ撮る気も無いし」


米田
「(笑)」

山嵜監督
「鹿映ったらまあええか、くらいで。
なんかそうじゃないと思ってたから、なんか別に奈良の名所を見せる観光映画でもないし。
だから普通になるべく普通の街として、どこの誰が観てもなんかこう気持ち乗って観れるように作りたいなというのが一番大きかった気がします」

米田
「日本の風景のなんていいますか、最大公約数みたいな感じですよね」

山嵜監督
「なんとなくそうあればいいな、というのが僕にとっては奈良だったていう。他の監督が選べばね、また違いますし」

米田
「なるほど。それで腑に落ちました(笑)」

山嵜監督
「ははは(笑)」

米田
「やっぱりね、奈良、奈良、っていうのがすごく前面に書かれてるんで、奈良のご当地映画なん? っていうわけでね観に行くと、そうでもないよなって気持ちも正直あったんですよ」

山嵜監督
「ははは(笑)すいません」

米田
「ただ、さっきもおっしゃってたように、若草山からのあれとかっていうのは、やっぱり奈良じゃないと観れないような景色ですし。そこは巧く、そういう形でなってたのかなって思いますけれどもね」

山嵜監督
「たまにその地元の人とかに言われますけどね、もうちょっといいとこ撮ってって」

米田
「(笑)」

山嵜監督
「平城宮跡でも撮ってるんですけど、多分わかんないですよ」

米田
「わかんないですよね(笑)」

山嵜監督
「わかんないですよね(笑)
なんであそこまで行ってわざわざああいう撮り方をすんの?みたいな」
(注:おそらく、物語の終盤、沙里と光星が信じれば叶う、みたいな話をする場面かと。「リレー走る! リレー走る!」と自分に言い聞かせるシーンが、平城宮跡だと思うのだが・・・)

米田
「逆に贅沢ですよね」

山嵜監督
「逆に言うとそうですけど。
なんでわざわざ平城宮跡のあの道で、こういう撮り方すんの? もっと平城宮跡らしい絵を撮れよ、みたいなことを言われたんですけど、そう言われても(笑)」

米田
「そういうテーマじゃない」

山嵜監督
「そう言われても、と思ってなんか」

米田
「なるほどなぁ、わかりましたそうですか」

山嵜監督
「そうです」

米田
「今、イオンシネマ西大和さん、この放送局では西大和さんが近くで、それとイオンシネマ高の原さんと、それから先週からユナイテッドシネマ橿原さんでも上映が始まりまして。
まぁ今のところ奈良県内というか、まぁ奈良県2館と奈良と京都の間ですけれども。
これからまたどんどん上映館数っていうのは、広がっていくような予定で?」

山嵜監督
「予定は予定なんですけど、ほんとにコロナがねぇ」

米田
「ほんとにねぇ・・・」

山嵜監督
「どう向かってい行くのかによって、ちょっと僕らもまだ先が見えない感じではありますね」

米田
「映画館さん側も非常に困ってらっしゃるようで」

山嵜監督
「ほんとに困ってるんでぜひ皆さん、映画館で」

米田
「撮ってらっしゃる方もそうでしょうし、ねぇ」

山嵜監督
「映画館って、別に喋らへんし、換気もしてるし。
僕奈良に帰ってきて焦りましたけど、めっちゃ満員電車やないですか!」

米田
「そうでしょ!」

山嵜監督
「めちゃめちゃ駅のホームとか、めちゃめちゃ人おるから、すごいな、って思って」

米田
「そうですそうです。そっちOKで映画館ダメってどういうことや!」

山嵜監督
「あんまり言うとあれですけど(笑)
ほんまに、だから別に一席開きでね座ってますし、気持ちいいですし、ぜひ皆さんこの機会に!」

米田
「ほんとに、ね、こういう時期だからこそ、この映画観ていただいてねぇ、ほんと力もらっていただきたいな、って思うんですよね。
ほんとに僕もね、あの、もう、泣きましたし、力もらいましたし。
まぁ、とにかく出演者の吉名莉瑠さんの演技をはじめですね、脇を固める方の名演もあの、見事でございますんでね、ぜひ観ていただきたい作品でございます。
えっとね、もう時間もあれなんですけれども、最後監督からここは! みたいなポイントみたいなのがありましたら」

山嵜監督
「ポイント・・・」

米田
「全部ポイントでしょうけど(笑)」

山嵜監督
「(笑)
難しいですけどね、その、映画の内容で言うと、彼女が何処に向かうんだ? っていうところがやっぱりその、この映画のある種のテーマでもあるんで、そこがやっぱりまぁ面白いのかなと、思いますし。
今このコロナというタイミングがあって、僕初日やっぱ気になってちょっと映画館行っちゃったんですけど、でその時にまぁちょっとせっかくやからって、来てくれた人とちょっとだけ喋ったりしてたんですけど。
その時にまぁ、あらためて観て人と喋った時に思ったのが、ちょっとさっき触れてくださった走るってことに関してなんですけど。
勝手な僕の設定は彼女が小さい頃から夫婦喧嘩もちろんしているわけで、あの母ちゃん出ていく年齢までずっと喧嘩しているわけですよ、あの夫婦は。
聞くの嫌やから外で走ってるんですよ」

米田
「なるほど!」

山嵜監督
「彼女は逃げてるんですよ。
ずっと逃げて逃げて走り続けてるんですよ。
だから最初はずっと辛い顔して走ってて、最後リレーの時だけ笑ってるんですけど。
そのずっと、ずっと辛くて走ってきて、彼女が逃げ続けたことが、彼女を助けるというか、なんというか、足を出せ足を出せ、って言ってたんですけど、足を出し続けたら、まぁ、アントニオ猪木と一緒ですよね、道になる、と。
なんか、今の時代ほんと何処に向いたらいいのかわからんけど、とりあえずどっかに向いてこの子が一生懸命走り続けたら、なんか少し形になった。
なんか僕、観返してなんか前を向いていけば、きっと何処かに出れるんやろうなという気になって、なんかいい映画やなぁって思って(笑) 観てましたけど」

米田
「ほんとにいい映画です!
ヒロイン沙里の表情の変化ですよね、そこは見どころですよね」

山嵜監督
「ですね。あ、言っちゃった!とか(笑)」

米田
「(笑)
さらにもう一つありますからね、ラストがね!」

山嵜監督
「そうですね」

米田
「これはもう、ぜひ観ていただきたいんですけど。
言いたいんですけどね、あれもね!
すっごい言いたいんですけど! 
これはやっぱり観てもらったほうがいいなぁ。
チラシ等々にもね、書いてあったんですけどね、これはもう観る方の特権です!
これはぜひほんとに・・・見事でしたわ! ラストは!」
(注:ほんとに見事なので観てください! としか言い様がない!)

山嵜監督
「あれはやっぱ、映画館でねこうなんか観て、なんか思っていけるような作りなんで、ぜひね映画館で観てもらって。
いやほんとに、僕行った時もね、ちょっと泣いてらっしゃる方もおられて。
なんかそういうのって映画館独特っていうか、それが映画の良さですし」

米田
「僕もマスク(涙で)濡れましてね。もう、だぁ~~~っと」

山嵜監督
「出口でマスク配らなあかん」

米田
「出口で(濡れた)マスク隠しながら出て行ったんですけど(笑) マジで」

山嵜監督
「(笑) ありがとうございます!」

米田
「もうこの五十のおっちゃんもボロ泣きしました『テイクオーバーゾーン』、もう絶賛公開中でございますんで、ぜひご覧になってください!
今日はほんとにね短い時間で、余計な話もごっちゃごっちゃ挟みましたけど、これがうちの番組の特色でございます。
え、僕の特色でもございますけれどね。
山嵜晋平監督、来ていただきまして本当にありがとうございました!!
貴重な話もいただきまして、本当にありがとうございます!」

山嵜監督
「ありがとうございます!」

米田
「どうかまたね、大ヒットすることをお祈りしておりますんで。
で、また次の作品、またね楽しみにしております」

山嵜監督
「がんばります!」

米田
「山嵜晋平監督でございました!(拍手)」

山嵜監督
「どうもありがとうございました!! よろしくお願いします!」


ビンさんの銀幕音楽堂・第935回(2020年1月25放送分) 



20200125銀幕音楽堂














【放送日:2020年1月25日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2020年1月29日(水)PM6:00オンエア】

・シネマサンシャイン大和郡山 リザーブシート
奈良県は大和郡山市にありますシネマコンプレックス、シネマサンシャイン大和郡山さんで上映される映画の情報、イベントの情報などなど紹介。

『フォードvsフェラーリ』より「ル・マン66」(co:マルコ・ベルトラミ&バック・サンダース)
『フォードvsフェラーリ』より「ポーク・サラダ・アニー(フォードvsフェラーリ リミックス)」(co:ジェームス・バートン)

『記憶屋 -あなたを忘れない-』ostより「記憶屋 メインテーマ」(co:高見優)
『記憶屋 -あなたを忘れない-』より「時代」(vo:中島みゆき)

『地獄の黙示録』ostより「オレンジ・ライト」(co:カーマイン・コッポラ)
『地獄の黙示録』ostより「ワルキューレの騎行」(co:リヒャルト・ワーグナー)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

今回は早くも月末週ですので、2020年最初のシネマサンシャイン大和郡山リザーブシートをお送りします。
奈良県は大和郡山市にありますシネマコンプレックス、シネマサンシャイン大和郡山さんの情報をたっぷりと。

公開中の作品からは、『フォードvsフェラーリ』、『記憶屋-あなたを忘れない-』を、そして、まだ1ヵ月先になりますが、『地獄の黙示録』のIMAXでのリバイバル上映がありますので、そちらの情報も。
昨年は『ブレードランナー』、一昨年は『2001年宇宙の旅』のIMAX版上映がありましたが、過去の作品をこういう形でしかもIMAXで上映されるというのは、映画ファンとしてもとても嬉しいことですね。
いまから公開が楽しみです。

本来ならば、オンエア日には公開始まっています『キャッツ』にも触れたかったんですが、収録時はサントラがまだ未入手で対応できなかったのが残念です。
また、同じく公開が始まっている『シグナル100』は、奈良県下独占上映であることも、番組内では触れてなかったので、ここであらためて書かせていただきます。

ってなことで、今回もご用とお急ぎでない方は、ぜひお聴きあれ!!


ビンさんの銀幕音楽堂・第913回(2019年8月24日放送分) 



20190824銀幕音楽堂














【放送日:2019年8月24日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2019年8月28日(水)PM6:00オンエア】

・銀幕音楽堂メールボックス特集
番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『モダン・ミリー』ostより「タピオカ」(vo:ジェームズ・フォックス)

『櫻の園』より「ショパンの主題による変奏曲(抜粋)」(co:フェデリコ・モンボウ)

『ランボー/怒りの脱出』ostより「心の安らぎ」(vo:フランク・スタローン)

以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

さて、今回は番組宛にいただいたメール、FAXを紹介する「銀幕音楽堂メールボックス」のコーナー拡大版です。

拡大版というのは体のいい表現ですが、早い話がメッセージをいただいていたにも関わらず、紹介できずにいた(余計な喋りであいかわらず時間を費やしておりまして)ものですから、ここで一挙、大放出!! というわけで。

曲のラインナップをご覧いただくとお判りでしょうが、1時間の番組でお送りするのは3曲(「ショパン~」は数曲から構成されているとはいえ)というのはどういうことなんだ? とお思いの向きもあることでしょう。

じつはここにもう1曲、お送りする予定で、その作品にまつわるあれこれ(私情ばかりですけど)を喋って、さぁ、これから音楽を! という段になって、番組の手違いでその音楽をお送りすることができなかったのです。

これには冷や汗ものでした・・・この猛暑の中なのに・・・。(苦笑)

番組で使用する音源は、CDをそのまま持参して、ミキサーに直結したプレーヤーにCDをセットしたり、メモリースティックに自宅でCDから音源をコピーして、それを使用したりと、いろんなパターンがあるのですが、番組製作用のソフトと音源の特性が合致していないと、音源が読み込めなくなってしまうのです。

今回の場合はまさにそれ。

番組の前半、約15分にわたってその作品に対する熱い思いを散々語った挙句に、肝心の音楽がお送りできないとは、本当にショックでした。

あとはいつもどおり、いただいたメッセージにつっこみ入れたり、僕の思いを語ったり、結局のところほぼ1時間喋り倒しているような内容になってしまいました。

次回はもっと音楽を聴いていただける内容になる予定ですので(笑)、よろしくお願いいたします。

まぁ、とにかく舞台裏はてんやわんやだった今回の放送ですが、今回もご用とお急ぎでない方は、ぜひお聴きあれ!!


ビンさんの銀幕音楽堂・第889回(2019年3月9日放送分) 



20190309銀幕音楽堂














【放送日:2019年3月9日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2019年3月13日(水)PM6:00オンエア】

・イオンシネマ西大和 みてみて探訪記
奈良県は河合町にありますシネマコンプレックス、イオンシネマ西大和さんで上映される映画の情報、イベントの情報などなどを紹介。

『翔んで埼玉』ostより「さいたマーチ」(co:Face 2 fAKE)
『翔んで埼玉』より「埼玉県のうた」(vo:はなわ)

『家へ帰ろう』ostより「El último traje」(co:フェデリコ・フシド)

・銀幕音楽堂メールボックス
番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『マスターズ 超空の覇者』ostより「He-Man Victorious / End Titles」(co:ビル・コンティ)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

今回は月の2週目、ということで、「イオンシネマ西大和 みてみて探訪記!」を。

奈良県は河合町にありますシネマコンプレックス、イオンシネマ西大和さんで上映されてい映画の紹介、そしてこれから公開される映画の紹介を音楽交えてお送りいたします。

今回はヒット作、『翔んで埼玉』と、8日から期間限定上映となる『家へ帰ろう』をピックアップ。
音楽交えて紹介しています。

さてさて、今回の放送では放送始まって以来、初めてのことが起こりました!
それはうちの番組にもアシスタントにお手伝いしてもらうことになったのです(笑)

番組始めてかれこれ十数年、ずっと一匹狼でやってきた当番組に、アシスタントというのはこれは快挙なのか暴挙なのか。
なにはともあれ、お聴きいただいて判断していただきますよう、よろしくお願いいたします。

因みにアシスタントはやる気まんまんであります(笑)

ってなわけで、今回もご用とお急ぎでない方は、ぜひお聴きあれ!!


ビンさんの銀幕音楽堂・第854回(2018年7月7日放送分) 



20180707銀幕音楽堂














【放送日:2018年7月7日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2018年7月11日(水)PM6:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ハン・ソロ スターウォーズ・ストーリー』ostより「ハン・ソロの冒険」(co:ジョン・ウィリアムズ)

『モリのいる場所』ostより「庭」(co:牛尾憲輔)

・銀幕音楽堂メールボックス
番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『エル・トポ』ostより「Bajo Tierra (Under The Earth) 」(co:アレハンドロ・ホドロフスキー)

『次郎物語』より「男は大きな河になれ 」(vo:さだまさし)

『青春の蹉跌』より「青春の蹉跌のテーマ」(co:井上堯之)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

あっという間に7月です。
7月というと夏です。
いやぁ・・・なかなか夏って感じがしないのはなんでだろう?

7月になった途端にどえらい雨が降りまして、各地に被害を巻き起こしています。
あなたのお住いの地域は大丈夫でしょうか?

さて、今回のオンエア、オープニング・トークで、ほれ、世界中で話題のあのイベントについて、ぐっちゃらぐっちゃら喋ってます。
収録したのはまだクッキーの美味しいあの国との対決の前でありまして、それを含めてイタいことを抜かしとるなぁ・・・なんて思わないでくださいね(笑)

というご了承をいただいたところで、ニューシネマ・サウンドのコーナーでは、まずは『ハン・ソロ』のメインテーマ、ジョン・ウィリアムズ御大書き下ろしの1曲をお聴きあれ。
作品そのものについては、できるだけ感情を抑えて喋っております(笑)
タガが外れると、1時間では到底収まりきらないと思いますので、あくまで自主規制の結果ということで。

続いて、イオンシネマ西大和さんにて12日までの上映予定になってます『モリのいる場所』を。
じつは月の第2週目はイオンシネマ西大和さんのコーナーがあるのですが、その時には上映が終わっていますので、ここで取り上げてみました。

メールボックスのコーナーでは、いただいていたリクエストの宿題を。
個人的に魂の映画の一つであり『エル・トポ』についても、1時間では喋り切れないところですが、これもはやる気持ちを抑えての紹介(笑)
続く、『次郎物語』に『青春の蹉跌』は、日本映画の音楽を考えるうえでいいリクエストをいただいたなぁ・・と。

ってなわけで、大雨の後始末も大変ではありましょうが、7月最初のオンエア、ご用とお急ぎでない方は、ぜひお聴きあれ!!